はじめてのビジネスクラス② 機内編

飛行機

この記事ははじめてのビジネスクラスシリーズの後半です。前半はこちら

ビジネスクラスの座席

ラウンジでくつろいでいるとあっという間に搭乗時刻になりました。
今回乗る路線はJALのJL002便、羽田空港発アメリカ・サンフランシスコ空港行です。ビジネスクラスはGroup 2での搭乗です。

サンフランシスコは最高気温20℃前半と過ごしやすそうです。
(この写真はラウンジに入る前に撮りました)

機体は777-300ERで、ビジネスクラスの座席はJAL SKY SUITEです。座席配置は2-3-2です。私の座席は2列席の通路側でした。出入り口に扉は無く、プライバシー感は正直言ってあまり感じられませんでした。
とはいえ、エコノミークラスに比べると前方の空間は非常に広く、フルフラットに倒すこともできたため快適なフライトとなりました。

JAL SKY SUITE

座席に着くと何名かのCAさんに挨拶していただきました。ほどなくウェルカムドリンクの提供があり、シャンパンを頂きました。ソフトドリンクも選べました。

シャンパンと最初から席に置いてあった水

しばらく地上走行したあと、ようやく離陸です。離陸のときに、オットマンにアメニティバッグや枕・毛布を置いていたところ、離陸の勢いで滑り落ちてきてしまいました。よくよく設備のパンフレットを見ると、離着陸時は物を置かないように書いてありました。

機内食

最初の食事は和食と洋食から選べます。日本発の便では、出発の25時間前までに予約すればエクスプレスミールという手早く食事を済ませられるワンプレートメニューもありましたが、私は24時間前ぐらいに気づいたので選べませんでした。通常の食事はコース形式で、終わるまでになんだかんだ2時間ぐらい掛かったので、早めに休みたい場合はエクスプレスミールを選ぶのも良いかも知れません。

メニュー

1食目 夜ご飯

しばらく日本食は食べられなさそうということで、和食を選択しました。ちなみに、監修された方のお店の予算は食べログによると3万円台のようです。

まず前菜盛り合わせです。どれもやさしい味わいでした。銀鱈が特においしかったです。
それなりに量があり、すでにお腹がいっぱいになってしまいました。

夏の前菜盛り合わせ

続いて、サーモン塩焼やご飯、味噌汁を頂きました。お腹の容量は限界ギリギリです。

台の物、ご飯、味噌汁、香の物

最後にデザートで、「桃寒天 ココナッツミルク」を頂きました。なんとかお腹に入れました。

甘味

途中の段階でかなりお腹は満足しましたが、せっかくのビジネスクラスの機内食を最後まで楽しみたいという貧乏性も手伝って、限界までチャレンジしてしまいました。エコノミークラスとは違う世界を経験できました。

就寝

1食目を頂いた後は、そそくさと寝るモードに入ります。歯を磨いて、座席をフルフラットモードに変形します。そしてエアウィーヴのマットレスを敷こうとしましたが、頭上の荷物入れに見当たりません。CAさんにお願いして他のところから出してもらいました。
横になりフルフラットの恩恵を感じながら眠りにつきます。

エアウィーヴ

4時間ぐらい眠れたでしょうか。エコノミークラスではうたた寝程度の感覚ですが、今回は割としっかり眠れました。これがビジネスクラスに乗る一番の目的ですね。

2食目 朝ご飯

朝ご飯には「フミコの和食」を頂きました。アラカルトメニューは、メニューには到着の1時間30分までと書いてありますが、機内アナウンスでは到着の2時間前とか2時間30分前に締め切ると言っていた気がします。私は寝る予定だったので、1食目の和食を頼んだ際に翌朝分の朝食もお願いしました。

フミコの和食 メニュー
フミコの和食

ワンプレートで提供されました。朝ご飯もボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。中央の白いソースはトリュフたれで、メニューによると太刀魚と一緒に頂くみたいですが、私は正直なところあまり相性の良さを感じられませんでした。

朝ご飯を食べ終わりゆっくりしていると、10時間のフライトももうすぐ終わりです。あっという間のフライトでした。

ルートマップ フライトも終盤

ヨーロッパ方面には何度も行ったことがありますが、日本から東に向かう路線は初めてで、ルートマップが新鮮でした。残念だったのは機外カメラが無くて離着陸時の外の風景が楽しめなかったことです。あれ、臨場感があって好きなんですよね。

そして、無事サンフランシスコ空港に到着しました。降機もスムーズにでき、入国審査も列が短いうちに並べて、大した待ち時間なく入国することができました。これもビジネスクラスの恩恵ですね。

以上、はじめてのビジネスクラス体験記でした。次回は帰国編を書こうと思います。

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