前回の記事は帰りのフライト(JL001 サンフランシスコ→羽田便のビジネスクラス)を記事にしましたが、実は食事のオーダーシステムと機内エンターテイメントシステムに不具合が起こっていました。今回はその対応とお詫びにもらえたマイルについてご紹介します。
前回の記事はこちら↓↓↓
機内エンタメ不具合
コントローラーが使えない
使用機材の777-300ERにはMAGIC-Vというエンターテイメントシステムが搭載されていました。映画などを見るエンタメ機能の他に、手元のコントローラから食事を注文する機能も備わっています。

離陸から数時間後、手元のコントローラで食事メニューを見ようとしても、「ただいま利用できません」というメッセージが出て使えませんでした。食事メニューだけであれば、メニューは手元にあるのでそれを見てCAさんに直接注文すれば解決できるので大した問題ではありません。
しかし、コントローラ自体が使用不能になってしまいました。映画やフライトマップを選択しても、食事の画面に飛ばされ先程のエラーメッセージに飛ばされてしまいます。
呼び出しボタンは機能したのでCAさんを呼び、私の席のシステムを個別に再起動してもらうことになりました。
ちなみにこのとき、機内全体で食事のオーダーができない不具合が起こっていたようで、そのことは把握されていましたが、コントローラー自体が使えないことまでは把握されていないようでした。
およそ10分後に再起動が完了すると、とりあえずコントローラは復旧しました。解決したかと思いましたが、まだもう一波乱ありました。
機内エンタメが使えない
時間は日本時間のお昼ごろ。何か食べたいと思い、ラーメンを注文することにしました。
コントローラーは復旧したものの食事のオーダー機能は相変わらず使えないままだったので、CAさんに直接注文したところ20分ほど掛かるということでした。その間、映画でも見ながら待とうと思ったのですが、調子が悪く再生されません。フライトマップを選んでも白い画面で固まってしまいます。

CAさんにそのことを伝えると事態は把握されていたようで、地上とやり取りして復旧作業を行っている旨の説明を受けました。
トイレに行ったときに他の席の様子を見たところ、同じように不具合が生じている席もある一方でふつうに映画を見れている席もありました。
機内エンタメ復旧せず、お詫びはマイルかギフトカード
機内誌を読んだりスマホにダウンロードしていた動画を見たりして時間を潰していると、チーフパーサーの方が席にいらっしゃいました。
地上とやり取りしたが復旧不能という結論になったと説明いただき、お詫びをするを案内されました。お詫びの内容は、JALマイル1.5万マイルかギフトカード2万円分が補填されるというものでした。
着陸態勢に入る前にCAさんからカードが配られ、時間があるときにネットから申請してくださいということでした。

私は1.5万マイルの方で選び申請しました。
案内カードでは約2週間で反映されるとありましたが、申請から1週間ちょっとで付与されていました。


往復の搭乗マイルは1.3万マイル弱だったので、1.5万マイルはそれより多いマイル数です。なかなか大きい補填ですね
私は初めての経験だったのですが、よくあることなのだろうかと思って帰ってから他の事例を調べてみると、機内エンタメが使えないなった場合にはこのようなお詫びが行われているようでした。
ただ、マイル数や金額には多少違いがあり、1.5万マイル/2万円というのは調べた事例より多めでした。路線や搭乗クラスによって違うのかもしれません。