海外旅行に行った際、「外国製品の持出し届」を記入しました。
この手続きをしたほうがよい方や、空港(セントレア)での手続きの方法を説明します。
外国製品の持出し届
海外旅行の際に外国製品の持出し届を書くことは義務ではありません。
それでは、どのような場合に書いたほうがよいか、私なりの見解を示します。
それは、海外旅行者の免税範囲を超える価格の現在使用している外国製品(例えば、時計、ネックレス、指輪など)を外国に持出す場合です。
複数の外国製品を持ち出すときは、それらの合計額が免税範囲を超える場合も含みます。
免税範囲に収まる場合は申告する必要はありません。
ただし、海外で免税範囲を超えるものを買う予定がある場合は申告したほうがよいでしょう。
外国製品の持出し届を書かずに出国した場合、帰国時に外国で購入したものと区別できずに課税されることがあります。
もともと日本で使っていた外国製品には課税されないようにする手続きが、この外国製品の持出し届です。
実際の手続き(セントレアの例)
それでは、実際に空港で行う手続きを説明します。私がよく使うセントレアの例です。
機内持ち込み手荷物の場合
機内に持ち込む荷物を申告する場合は、保安検査後・出国審査前にある税関ブースで行えます。
ブースには職員さんがいます。用紙が準備されているのでそれに記入し、現物を見せて職員さんにスタンプを押してもらいます。
私が申告した際は、他に手続きをしている人もおらず2,3分で完了しました。


私の申告した荷物は特殊なスポーツ用品だったので、職員さんに質問され用途を説明しました
預け入れ荷物の場合
預け入れる荷物を申告する場合は、チェックインカウンターで預ける前に手続きを行う必要があります。
セントレアでは3階出発ロビーにあるCIQ広報展示室の横にインターホンがあり、そこで税関職員を呼び出して手続きができるとのことでした。

ネットで調べても見つけられなかったので、職員さんに確認しました
CIQ広報展示室の場所や外観は下記のとおりです。
※画像は広報展示室のご案内(名古屋税関)より引用


おそらく、出国審査場にいる職員さんに来てもらって手続きをすると思われるので、時間に余裕を持ったほうがよさそうです。
参考文献
本記事執筆に当たり、参考にした税関のページです。