2025年8月、オーストリア鉄道のRJX63便に乗って、ミュンヘンからウィーンに移動しました。
予約や食事の注文についても書いたのでぜひ参考にしてください!
RJX63便
私は今回、RJX63便に乗車しました。
この列車は、始発のミュンヘン中央駅(ドイツ)を9:28に発車し、終着のブダペスト・ケレンフォルド駅(ハンガリー)には16:02に到着する長距離列車です。
ドイツ・オーストリア・ハンガリーの三国にまたがって、オーストリア鉄道の車両で運行されます。
私はミュンヘン中央駅から、ウィーン中央駅まで乗車しました。
ウィーン駅は13:32着で、4時間の列車旅です。
予約
オーストリア鉄道の運行ですが、ドイツ鉄道のサイトから予約しました。
Super Sparpreis Europaという割引料金が利用できたためです。
なお、割引が使える代わりにキャンセルが一切不可であったり、1等車であってもドイツ鉄道やオーストリア鉄道のラウンジは利用不可という制約があります。
今回は1等車で予約しました。
料金は1等車運賃が63.99ユーロ、座席指定料金が6.90ユーロ、合計70.89ユーロでした。
1等車であっても座席指定料金は別にかかりますが、当日は満席だったので、座席指定はしておくのをおすすめします。
自分で席を選ぶことはできず購入後に席がわかるのですが、進行方向向きの一人掛け座席が割り当てられて快適でした。
車両の中には進行方向向きと逆向きが混在しています。向かい合う座席はテーブル備え付けのボックス席になっています。

列車の設備
車両等級
列車には、ビジネスシート・1等車・2等車と食堂車が連結されています。
1等車は1+2の3列、2等車は2+2の4列でした。





食堂車付きの列車が初めてだったのと、1等車を予約したので楽しみです!
車内設備・座席設備
車内ではフリーWiFiが提供されています。
26号車と27号車の間にトイレが2部屋ありました。
座席にはCタイプのコンセントやテーブル、リクライニング機能が付いています。
また、座席横には食堂車のメニューが置いてありました。


1等車の車内中程にはスーツケース置き場があります。
発車の20分ほど前に乗り込んだときは余裕を持って置けましたが、発車時点ではいっぱいになっていました。
座席上の荷棚にスーツケースを置いている人もいました。

乗車当日
この日、列車は事前の予告通り7番線から発車しました。
予告通りというのは、予約時のバウチャーやドイツ鉄道(DB)のアプリからあらかじめ確認していたためです。
ミュンヘン中央駅の5~10番ホームは他のホームと少し離れたところにありました。


私は出発30分前の9時頃に駅に着きましたが、すでに列車は入線しており、乗り込むことができました。
車内環境
走行音は日本の新幹線並にとても静かでした。
数分遅れていたためか、最高速度の230km/hで運転する区間もありましたが、うるさいとは感じませんでした。

食事
前述のとおり、この列車には食堂車が付いています。
食事は、もちろん食堂車で頂くこともできますが、1等車ではオンラインで注文すると、運んできてもらえて自分の席で食べることができます。
車内のWiFiにつなぐと車内で使えるメニューサイトが表示されます。
食事の注文もそこからできたため、私も注文してみました。
注文したメニューは、Gulaschsuppe Oma Schüllerという牛肉のミンチや野菜が入ったスープです。パンもセットで付いてきました。
料金は7.8ユーロ(+チップ)です。
リンツ中央駅発車後、12:20頃にオンラインで注文し、12:35頃に運ばれてきました。

日本人にも合う味付けで、流れる車窓との雰囲気も相まってとても美味しかったです。
食べ終わった食器は、巡回する食堂スタッフに下げてもらえます。

列車の中で温かい食事が食べられることに感動しました!
ウィーン中央駅到着
途中4つの駅に停車した際には数分遅れていましたが、ウィーン中央駅には定刻の13:32に到着しました。



車内環境もよく、食事もできて、非常に快適な列車旅でした!